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2012.07.16 Monday

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2008.05.01 Thursday

慎ましやかで豊かな生活

都会にあって田舎にないもの。
デパート、おしゃれなカフェ、大きな本屋さん。

田舎にあって都会にないもの。
美味しい空気、きれいな水、自然。

インターネットで何でも買えるようになって、
田舎に暮らしていても欲しいものが2〜3日後には届く。
でもこの自然は田舎に来ないと味わえない。ネットでは買えません。

都会では人口が多い分、人との出会いも多そうだけど...
意外と田舎の方が人口が少ない分、面白い人に出会える率が高い!
「田舎暮らしがしたくて」と高山に移住して来た人は本気な人が多い!




昨日は車で一時間の里山へ。冬は積雪2mにもなる豪雪地帯。
そこで茅葺屋根の家に住むCさんは野草のプロ。
野草のお茶や料理を作り、自給自足の生活をされてます。


Cさんに誘われてヨモギ摘みに。
野草を摘む時は「ありがとう」と
感謝と思いやりの心で頂きます。
根こそぎ採るのでなく、
来年も繁るように必要な分だけ。
せせらぎの音を聞きながら、
おしゃべりしつつヨモギ摘み。
ふかふかに柔らかい新芽は、
ヨモギの赤ちゃんのよう。



その後、Cさんのお宅にお邪魔して
持参したおにぎりと、Cさんの作った「つくしの佃煮」と
「ふきのじゃこ煮」「自家製味噌のお味噌汁」でお昼ごはん。
作り方を聞くと調味料は塩だけ、醤油だけ、の潔さなのに
じんわり美味しい。味醂を使うと野草の味が消えてしまうので、
調味料は最小限なのだそう。
「ふきのじゃこ煮」には人参のすりおろしを入れて甘味をプラス。
ふき(山)じゃこ(海)人参(根)ごま(種)と
バランスと調和がとれると美味しさに繋がるの、とのこと。

部屋の中を見渡すと、そこはもうまさに『昭和』。
ボーンボーンと懐かしい音のする柱時計。
置いてある家具、食器、何から何まで昭和のもの。
写真立てには白黒の写真。

自分の中で時間と場所の感覚が曖昧になっていく。
「ここはいったい何処なのだろう?」

家の裏の畑を案内してもらう。
タンポポ、スギナ、ノカンゾウ、ノビルなどの野草の中に
ネギ、大根、キャベツが少し植えてある。
野菜が大きくなるまでは、野草を食べて生活されている。
食べる分だけを少し摘んで、感謝して頂く。

「野草は大自然からの贈り物。
 野草を食べて暮らしていると、
 自分も自然の一部と感じられるの。」

必要最小限のシンプルな暮らしだけど、すごく豊かだなと思う。
慎ましやかで、抜かれても刈られても文句を言わず
ひたすらたくましく芽を出し、ひっそりと花をつける野草。
Cさんも野草のような人だった。
2012.07.16 Monday

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