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2012.07.16 Monday

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2009.02.07 Saturday

寒干大根



高山から車で1時間程走ると「神岡」という昔炭鉱があった町があります。
そこから更に急な山道を40分。
峠を超えた標高1000mのところに山之村という200人程の村落があります。
四方を山に囲まれ冬は2mを超える積雪にもなるという。
辺境という言葉を思い描かせる村落には茅葺屋根や板倉が残っており、
日本の里100選にも選ばれたどこか懐かしい景色の広がる美しい山里でした。


   

5月頃まで雪が残る長い冬に、昔からの保存食「寒干大根」が作られています。
秋に収穫した青首大根を土に埋めておき、1月になると掘り起こしてきて寒干大根を作ります。
車庫で行う半屋外の作業は、ゴム手袋をしていても山の水が冷たく、手が痛くなってきます。
皮をむいた大根を2僂曚匹領慇擇蠅砲掘大鍋にたっぷりのお湯で30分ほど茹であげ、
串に刺して軒下に干します。期間はおよそ1ケ月。



 大根は、氷点下10度を超える夜カチカチに凍り、
 昼の日差しで溶けてを繰り返して水分が抜けてゆく。
 干しあがってあめ色になると、甘みと香りがぐんと増して
 美味しくなります。
 自然の力で味も栄養価もぐんとアップ。





寒干大根作りの後、公民館に移動してお昼ごはんを頂きました。
寒干大根を作っている女性グループの方で活用料理を研究されており、
あぶらえ和え、中華炒め、グラタン、酢の物など盛りだくさん。
でもやはり、お揚げと煮たシンプルな煮物が大根の甘さが味わえて美味しかった。
イノシシ汁も頂きました!寒い地の食べ物は身体が芯から温まります。


 山之村で聞こえるのは川の水の音と、時々林を抜ける風の音だけ。
 「シ〜ン」という音がしそうなほど、空気が澄んで太陽が近くて。
 あんなにキラキラ輝くきれいな雪を初めて見ました。
 桃源郷の景色と、厳しい暮らしを支える熱くて元気な女性パワー。
 山之村にすっかり魅了され、春、夏、秋と季節ごとに訪れてみたいところです。







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